つらいこともあるがメリットも多い

看護師が2交代で働く場合のメリットとしてまず挙げられるのが、生活リズムがとりやすいことだ。2交代は日勤と夜勤のシフトで構成され、3交代と比較しても圧倒的に生活リズムがとりやすい。
夜勤は日勤の2倍の勤務時間だが翌日は休みを取れるのが一般的で、身体をしっかりと休められる。一見して生活リズムが取りにくそうだが、むしろ生活リズムの乱れを防ぎやすいのだ。
有給を取得すれば連休も確保でき、まとまった休みで旅行にも行ける。勉強やプライベートの時間もしっかり確保できるので、より充実した生活を送れるだろう。
2交代で働く場合、夜勤に対して深夜手当がつくため収入が増えるメリットもある。夜勤の回数が増えるほど収入も増えることから、中には積極的に夜勤を引き受ける看護師もいるほどだ。
2交代の看護師は病棟での勤務がほとんどだが、日勤のみの外来看護師と比べると年収が50万から100万円ほど違ってくることもある。より高収入を得たいのであれば、2交代の病棟看護師として働くのがおすすめと言えるだろう。
そして、看護師としてさらなるスキルアップを目指せるメリットもある。外来看護師と比べてもより患者と密に接し、さまざまな疾患や症状、治療などに携わることになるため短期間でも多くの経験を積めるのだ。
看護師としてより成長したい、患者と関わっていきたいというのであれば2交代勤務はうってつけだろう。2交代ならではのつらさもあるが、自分のタメになることは間違いない。